完治と寛解と治癒と全治の違い

用語の整理です。

完治とは治療を終えても、病気の症状が消失した状態。寛解は治療が続いているけれど症状が収まって穏やかな状態。

治癒は完治と同じ意味。

全治は正しくは治療期間を伝える際にのみ使われる用語ですが、しばしば誤って完治と同義で使われていることがあります。

いわゆる言葉のゆれ(肯定派は変化と言い、否定派は乱れと言う)ですね。

将来的には、全治が治癒・完治と同じ意味になっていってしまうかもしれません。

(2024.01.14.追記)
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コメント

  • 寛解についての個人的な見解

    個人的には完治=治癒を治ったと言い、寛解を治ったとは考えていません。
    しかしながら現実問題として、寛解で仕方のない病も多々あります。現代医学の限界は、あちこちにあるということです。



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