安定剤の代わりになるもの
旭川市東光の心療内科
あおぞらクリニックの菊地です。
向精神薬の使用量が飛び抜けて少ない心療内科医です。
今日のお題は、
精神安定剤(抗不安薬)の代わりになるもの。
要するにデパス®やワイパックス®の代わりになるものね(あるかなー?)。
薬じゃなくてもいいかもしれませんね。
10数える?あー。
すぐに思いついたのはふたつかみっつあるので、とりあえず披露しましょう。
柴胡加竜骨牡蛎湯
漢方薬です。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)と言います。
ドラッグストアで売ってます。
CMまで流れています。
竜の骨って?ってツムラのMRさんに昔聞いたら、
昔は牛の骨を砕いて入れていたとのこと。
要するにカルシウムですね。
子供の頃、私がイライラしていると、母親が、
「カルシウムが不足してるんだね。牛乳飲みなさい」とよく言ったものです。
民間療法ではカルシウム=鎮静作用。常識でしょうか?
ちなみに、成長期(中2〜高2)の頃、1日に牛乳を1リッター以上飲むことがありました。ワタクシ。
いまは絶対にムリ。五十路。
柴胡加竜骨牡蛎湯には、その他にも気分を落ち着ける成分が複数入っているのではないでしょうか。
古くから漢方の世界では精神安定剤のように使わてきました。
タウリン
末梢性疲労に効果があるタウリンは、
鎮静作用もあるとのこと。
漢方薬だと牛黄(ゴオウ)の主成分。
しかし牛黄は現在ユーロよりも高騰中。
代わりに、
タウリンが含まれる食品は、
ホタテの貝柱、
しじみ、
タコ、
アワビなどなど。
調べてみてください。
タコが安くて美味しいよね。タコ偉い。
瞑想
出来ないけど。いいらしい。
あと、瞑想時の呼吸法も。
出来ない。でも、いいらしい。
瞑想の仕方はよく分からないけれど、呼吸法はできる人のために書いておきましょう。
息を鼻から吸ってすぼめた口から吐く。
1回の呼吸を1分間かけて行う(私にはムリ年齢とは関係ない)。
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