抗不安薬の強さランキング
旭川市東光の心療内科
あおぞらクリニックの菊地です。
向精神薬の使用量が飛び抜けて少ない心療内科医です。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬(精神安定剤)の強さランキングです。
実用的な強さのランキングになっています。
1位:デパス®(高力価短時間作用型/一般名エチゾラム)
2位タイ:ワイパックス®(高力価中時間作用型/一般名ロラゼパム)
2位タイ:コンスタン®ソラナックス®(高力価中時間作用型/一般名アルプラゾラム)
2位タイ:エリスパン®(高力価中時間作用型/一般名フルジアゼパム)
5位タイ:レスタス®(高力価長時間作用型)
5位タイ:メイラックス®(高力価長時間作用型)
5位タイ:メレックス®(高力価長時間作用型)
8位:レキソタン®ブロマゼパム®(中力価中時間作用型/一般名ブロマゼパム)
9位タイ:セルシン®ホリゾン®ダイアップ®(中力価長時間作用型)
9位タイ:セパゾン®(中力価長時間作用型)
10位タイ:リーゼ®(低力価短時間作用型/一般名クロチアゼパム)
10位タイ:コレミナール®(低力価短時間作用型)
12位タイ:コントール®バランス®レスミット®(低力価長時間作用型)
12位タイ:メンドン®(低力価長時間作用型)
14位:セレナール®(低力価超長時間作用型)
【おしらせ】
当ブログへのコメントは、管理者が投稿に気づいて公開の処理をすると表示されます。返信することをお約束はできません。
公開しないでくださいと書いて送られてくるコメントがありますが、原則公開させていただきます。
お寄せいただきましたコメントは、責任者である菊地一也自身が他のコンテンツも含めて2次利用させていただくことがあります。予めご了承ください。
あおぞらクリニック
旭川市東光9条6丁目1−13
東光9条5丁目バス停(あさでん)目の前
東光眼科となり
駐車場完備
【東神楽・東川・美瑛・深川からのアクセス良好】
電話
0166-33-8600 (平日9:30~12:30)
コメント
-
精神安定剤の強さランキング
精神安定剤(抗不安薬やベンゾジアゼピン系薬剤など)の強さは、主にその効果の強さや持続時間、作用速度に基づいて評価されることが多いです。ただし、「強さ」や「効力」は個々の患者の体質や症状、服用量、耐性などによって異なるため、医師と相談して最適な薬剤を選ぶことが重要です。以下に、一般的に使用されるベンゾジアゼピン系の抗不安薬について、強さや効果の違いに基づいたランキングを示します。
抗不安薬の強さランキング(一般的な評価)
1. クロナゼパム(リボトリール)
• 強い抗不安作用があり、作用が持続するタイプです。適用されるのはパニック障害や強い不安症状などです。
2. アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン)
• 速効性があり、強い抗不安作用を持ちます。パニック障害や重度の不安障害に使われますが、依存性が生じやすいとされます。
3. ロラゼパム(ワイパックス)
• 中程度の持続時間と強い効果を持ち、急性不安症状の緩和によく用いられます。依存性のリスクもあります。
4. ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
• 抗不安作用は強く、長時間作用するため、急性の不安症状やアルコール離脱症候群の緩和に利用されます。
5. エチゾラム(デパス)
• 比較的穏やかな抗不安作用で、短期間作用するタイプ。軽度の不安症状に使われますが、依存が生じやすいため注意が必要です。
6. ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)
• 長時間作用型で、作用は穏やかですが、慢性的な不安症状に対して適しています。離脱症状が少ないとされます。
重要な注意点
ベンゾジアゼピン系抗不安薬は依存性や耐性のリスクがあるため、長期間の使用や急な中断には注意が必要です。服用を中止する場合は、医師の指導のもとで徐々に減薬するのが推奨されます。また、どの薬が適しているかは症状や個人の反応によって異なるため、医師に相談して処方を受けるのが重要です。