ストレスで舌を出す
旭川市東光の心療内科(メンタルクリニック)
あおぞらクリニックの菊地です。
向精神薬の使用量が飛び抜けて少ない心療内科医です。
軽い足取りで先に進もう。
迂闊。
昨日訪問診療に行ったら、
ある患者さんが舌を出していた。
施設のスタッフが「最近よく舌を出しているんです」と言う。
反射的に言ってしまった。
「ストレスを感じると舌を出すことあるんですよ」
スタッフ無言。
怪訝そう。
ああ、
やってしまったか?
10年以上前になるかな。
数年コンスタントに訪問診療していた患者さんのご家族からある日、
最近よく舌を出していると言われた。
見ると確かに患者さんは舌を出していた。
私は診察の後に説明しますと言って、
別な部屋(リビング)でストレスを感じると舌を出すことがありますと説明した。
すると娘さんの表情が見たこともないほど硬くなり、
「なにがストレスなんでしょう?」と。
分かりませんので、
なにかがストレスなのでしょうねと答えました。
明らかにいつもと雰囲気が変わり、
居心地の悪いまま患家を去りました。
それが原因か分かりませんが、
数日後電話で今後の訪問診療を断られました。
後味が悪くて忘れられません。
舌を出す理由なんていろいろあるんだから、
決めつけは良くない。
止せばいいのに昨日もついつい言ってしまいましたね。
トラウマが増えないといいんだけど。
ちなみに犬もストレスで舌を出すらしい。
暑いからだけではなかったか。
昨日は結局遅発性ジスキネジアも考慮してブロチゾラムを中止してみた。
菊地:
ストレスで舌を出す人がいますが、舌を出してしまうその他の原因を列挙してください。ただし、元々舌が口腔内に収まらない場合などは除外してください。
ChatGPT:
「舌を出す」行動には、ストレス以外にもさまざまな原因が考えられます。以下に、身体的・心理的・神経学的な観点から、主な原因を列挙します(※先天的な舌の大きさや構造的問題などは除外します)。
1. 神経・脳の障害や疾患によるもの
• チック症(運動性チック)
→ 意図せず舌を出す動きが繰り返される。トゥレット症候群などに含まれることも。
• パーキンソン病
→ 舌の運動制御が不随意的になる場合があり、舌が出ることも。
• 脳梗塞・脳出血後の後遺症
→ 脳の運動野や舌を支配する神経(舌下神経など)が損傷されると、舌の異常運動が出現することがある。
• てんかん(特に小児欠神発作)
→ 発作中に舌を出すような仕草が見られる場合がある。
• 認知症(特に前頭側頭型など)
→ 行動の抑制が効かなくなり、舌を出す癖が出る場合がある。
2. 精神的・心理的要因
• 癖・自己刺激行動(Self-stimulatory behavior)
→ 幼児や発達障害児に見られる、落ち着くための行動として。
• 強迫性障害(OCD)に伴う確認行為や儀式的行動
→ 舌を出す動作が、ある種のルーチンになっている場合。
• 不安や緊張、集中時のクセ
→ 無意識に舌を噛んだり出したりする人がいる。
• 注意喚起・コミュニケーション的な意味(特に小児)
→ 他者の反応を引き出すための手段として。
3. 発達関連・小児期の一時的な現象
• 歯の生え変わり期の違和感
→ 前歯の抜けた時期に舌を出してしまうことがある。
• 模倣行動・遊び
→ 他の子供のまねや、単に面白がっている行動。
• 言語発達の過程
→ 発音練習の一部で、舌をよく出すようになる場合も。
4. 服薬・薬物の副作用
• 抗精神病薬の副作用(遅発性ジスキネジア)
→ 舌を突き出したり、くねらせたりする異常運動。
• ドーパミン作動薬の過剰使用
→ 自発性の異常運動を誘発することがある。
5. その他の身体的要因
• 口腔内の違和感(口内炎、歯科治療後など)
→ 無意識に舌を外に出してしまうことがある。
• 呼吸補助のための動作
→ 鼻閉などで、舌を下げて空気を確保しようとする動き。
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