連絡がつかない看護ステーション
旭川市東光
訪問診療のあおぞらクリニック
院長の菊地です。
在宅医療に携わって23年目です。
困ったことがあると早朝とかでもちょくちょく電話してくるのに、
日勤帯にこちらからかけたら、
知っている携帯電話2つとも留守電で対応しない訪問看護ステーションがあった。
そのため固定電話をウェブ検索したらなんとびっくり。
容易に電話番号が出てこない。
旭川の事業所を検索したのに札幌の電話番号が表示される。
仕方がないので札幌にかけて旭川の事業所の固定電話を聞き出すが、
誰もいない時にはまさにいま話している札幌の事業所に転送されるとのこと。
とりあえず聞いた番号にかけてみるとあっさり札幌に転送されて同じお方と会話することとなった。
こんな連絡がつかない訪問看護ステーションは初めてだ。
聞き出した電話番号を反対に検索したら、
やっと出てきたのが旭川の訪問看護ステーション一覧表で、
たくさんの訪問看護ステーションの中から見つけ出して、
そこに記載されている10ピクセルくらいの大きさの電話番号を読まないと調べられないときている。
ほぼ固定電話を秘匿しているに等しい。
旭川市に求められる「在宅医療・介護連携」で発生している課題という、
在宅医療の関連業種の意見を集約したという文書があるが、
そこには医者に対する要望が山と書かれているのに対して、
訪問看護の抱える課題はほんの2つ3つということになっている。
これだと、
訪問看護師はとてもしっかりとした仕事ぶりで問題点はほぼなく、
医者はだらしなくて問題点だらけに見えるのだが、
今回の出来事を通して、
この文書自体かなり問題がありはしないかと首を傾げざるを得ない。
聞き取った関連業種は偏りのないものだったのか疑問に思う。
在宅医療課題
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